残り3本！
収穫時の収量はおよそ700g p/v までに抑えた、2014年のヘルツォグ の畑の葡萄達も、健全に育った年でした。3月末に先ずは、暖かめな砂質の区画のクローンを収穫、続いて4月初旬の涼しめな粘土質の区画のクローンを収穫、とそれぞれ分けて丁寧に手で収穫し、ハンスに慎重に醸されたピノは、一部新樽も使用し、使い分けられたフランス産の樽にて20ヶ月程熟成させたのち、無濾過・無清澄で瓶詰、4年間じっくりと瓶の中で落ち着かせた後に出荷。

ハンス自身は、この2014年のヴィンテージで通算40回目のピノの仕込みとなり、2014年もまた満足のいく造りがマルボロで出来たそうです。

ハンスからのデータ
Clones: Pommard clones UDC5 ; Dijon clones 114, 115, 667, 777 ; Swiss clone 10/5
Rootstock : 3309GM9.2 ; SO4
Vine Planted : 1996
Soil : Shallow (<45cm) well drained sandy and gravelly soil with clay-sand patches from stony alluvium
Yield : 3t/ha
Residual Sugar : ＜1g/L
Aging Potential : 10+years
Bottles Produced : 2350

国内へ通関する時の東京検疫所　食品監視課へ届け出る亜硫酸塩の含有量
Total Sulphur Dioxide 91mg/L
Free Sulphur Dioxide 21mg/L

2020年7月下旬の東京港への輸入でしたので、現地NZからの海上輸送は15℃のリーファーコンテナ使用。保税倉庫温度14℃。保税倉庫から当SHUNABEの保管倉庫まで保冷12トン車の温度12℃での陸輸。当SHUNABEの倉庫（年間平均12℃~13℃・湿度年間平均65%~75％）にて保管しております。