ヴィオニエの収穫は、風味の乗りのタイミングを見極めるのが比較的困難な品種なので、風味の乗る頃は、1日に2回かけて状態をみて短期間の内に収穫する為、とてもデリケートな葡萄で気が張ります。こちらの2021のヴィンテージは、そのタイミングがうまく瓶詰めまで出来たような感じです。葡萄は除硬し、絞り後は、ベントナイトやエッグホワイトなどは使わず、タンクで澱とともに静かにさせてから、瓶詰め。
ホークスベイ 特有のヴィオニエは、他の産地にはみられない特有の『花』を漂わせる素敵な特徴があります。香りは華やかに、口あたりはキリッと辛口な味わいを楽しめるワインです。

ワイナリーの分析データ
pH 3.77
Total Acidity 5.3g/L
Alcohol 13.5%
Residual Sugar <1g/L

NZ公的検査機関の分析データ
Alcoholic Strength 13.9 % v/v AsureQuality Method (Anton Parr NIR - Alcolyzer)
Total Alcoholic Strength 13.9 % v/v MPI Wine Notice 2014
Total dry extract 22.8 g/L OIV-MA-AS2-03B
Total acidity (as Tartaric Acid) 5.0 g/L OIV-MA-AS-313-01
Volatile acidity (as Acetic Acid) 0.29 g/L Enzymatic (by auto analyser)
Citric Acidity (as Citric Acid) 0.18 g/L OIV-MA-AS313-09
Total Sulphur Dioxide 105 mg/L OIV-MA-AS323-04A
Total Sugars (Fructose + Glucose) <1 g/L OIV-MA-AS311-03

2022年7月13日に輸入引き取りをしてきました。
現地タウランガ港から東京港へ15℃の定温コンテナを使用。保税倉庫温度14℃。
国内引き取り時のトラック輸送時の温度は12.9℃。
当社SHUNABEの倉庫にて温度12℃〜13℃、湿度年間平均65%にて保管しております。