ニュージーランドで栽培されているのは非常に珍しいオーストリア品種。生産本数：1,134本。
畑は、石の多い沖積層、砂質、砂利、斑状の粘土砂層の混合。

2017年は、春の開花は順調で素晴らしいスタートを切りましたが、秋にマールボロを襲ったサイクロンのために、多くのワイナリーが困難な時期でした。しかしハンスのワイナリーは、元々低収量の収穫でワインを造るため、雨が降る前に風味豊かな健康なブドウを摘み取ることが出来ました。
4月中旬に、ブドウの木１本あたり700gを手摘みで収穫。
フレンチオーク樽(20%新樽)で24ヶ月間熟成。無清澄、無濾過。

ご注意:こちらのワインは、可能な限り手を加えない方法で作られています。その結果、ボトルの底にわずかに自然に発生する結晶性堆積物が存在する可能性がありますが、悪い影響を与えるものではございません。

ツヴァイゲルトは1922年、オーストリアのツヴァイゲルト博士によって、サンローランとブラウフランキッシュを交配させて開発された黒ブドウ品種です。
サンローランからは、ピノのようなチェリーの明るい香りと、絹のようなエレガントなワインを作る能力を、ブラウフレンキッシュからは、スパイシーさと素晴らしい酸味を得て、双方の複雑さ、鮮やかな酸味 を兼ねそなえたまさにイイとこどりなワインになっています。

ハンスのデータ
Residual Sugar : <1g/L
Aging Potential : ＋10年間
Rootstock : 3309
Vine Planted : 2003
Soil : Shallow (<45 cm). Excessively drained. Developed from stony alluvium. Mixed even within the rows (sandy, gravelly and patchy clay-sand layers).
Planting Density : 5,500 vines/ya
Yield : 2.5t/ha

NZ公的検査機関の分析データ
Total Alcoholic Strength 12.9 g/L
Actual Alcoholic Strength 12.9 g/L
Total Acidity 5.5 g/L
Volatile Acidity 0.45 g/L
Citric Acidity 0.17 g/L
Dry Extract 25.8 g/L
Total Sugars 0.14 g/L
Total Sulphur Dioxide 20 mg/L

2024年3月28日に入荷いたしました。
現地タウランガ港から東京港へ15℃の定温コンテナを使用。保税倉庫は3月は空調の電源を切りますので、外気温に近い庫内の温度になりますおよそ13℃程。国内引き取り時のトラック輸送時の温度は12.9℃。当社SHUNABEの倉庫にて温度12℃〜13℃、湿度年間平均65%にて保管しております。